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第59回友の会書芸展ギャラリートークを開催しました

第59回友の会書芸展にてギャラリートークを開催しました!



 

第59回友の会書芸展に際して、ギャラリートークを行いました。
友の会書道部部長・千野秀濤さんに、作品と書体の変遷や時代背景などもあわせて解説していただきました。

今回の展覧会は全て横形式の珍しい展覧会となりました。現代の書といえば縦形式の作品を目にする機会が多いですが、横物の歴史は古く、高さ30センチメートルほどの木簡・竹簡や巻物などを臨書した作品から発展しました。
上の写真では王義之・蘭亭序の臨書を解説しています。

「では皆さんの王義之を見てみましょう」

書道部の皆さんの書を解説しています。それぞれの作品は内容や書体も違うのですが、解説を聞くことにより、一人で書いている時には気づかなかった発見が見えてきます。

「何を求めて書いているかを、自分で定めることが大切です。筆は魔法と同じで、いつも同じに表現できないから、長く筆を持った経験と、それに伴う技術力がものを言う。実用書なら技術だけでもいいかもしれませんが、作品とするなら技術だけでは足りず、むしろ感性が重要です」と千野さんは言います。

印象に残ったのは、王鐸の臨書作品について楽しそうに話す千野さんの言葉です。
「いいよね、その字。平和な現代と違い、王鐸の生きた時代は乱世で価値観が現代とはまったく違っていた。そんな時代に書かれた書を後の時代の我々がいくらそっくりに書いても、敵うはずがないじゃない。臨書はするが、感性のレベルでは現代の我々だからできる表現を追い求めていくのがいいんじゃないかな」

書を通して何千年も前の昔に思いを馳せる機会となりました。
今回解説をしていただいた千野さん、書道部の皆さんありがとうございました。





 

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