安曇野市豊科郷土博物館公式ブログ

「伝統食を楽しむ」第2回みそ付けうどん
みそ付けうどん01みそ付けうどん02みそ付けうどん03
 本日は、特別展に合わせて開催した博物館講座「伝統食を楽しむ 第2回みそ付けうどん」ということで、再び農村女性学習会の皆さまを講師にお迎えして「七夕まんじゅう」に続く、伝統食を作って食べる、という催しがありました。
久しぶりに安曇野は本格的な雨が降っていましたが、これも秋の恵み、でしょうか。涼しくて気持ちの良い日でした。
ところで、みそ付けうどんとは…という方のために申し上げますと、安曇野でまだお米のご飯が満足に食べられなかった頃、お勝手を守る女性たちは家族のために小麦で作った料理を色々と考えました。その一つがうどんなのです。うどん、特に煮込みうどんは季節の野菜をたくさん入れた栄養たっぷりの料理として愛されました。
 しかし寒い冬に暖かい煮込みうどんはごちそうですが、暑い夏はそうもいきません。そこで生まれたのが冷やして、味噌をつけて食べるうどんです。味噌も一工夫を加え、夏でもさっぱり、あっさりと食べられます。
「一度食べてみたかった」という参加者も多く、今となっては、なんとなく知ってはいるものの、自宅ではもう作らなくなってしまったのかな?という印象を受けました。
地粉100%というだけでなく、講師の方々がもちよってくださった野菜も全て手作り。もちろん漬物も。そんな贅沢なみそ付けうどんの会になりました。参加した方々も満足してお帰りになられたと思います。
「次はやしょうまを作りたい」という参加者の声もあがるほど、有意義な講座でした。
| お勝手からみた安曇野 | 15:43 | comments(0) | trackbacks(0)
展示説明会と「ぬかくどご飯をたべよう!」
 今回は展示説明会とともに、展覧会の最後に展示されている「ぬかくど」を利用してご飯を炊いて食べていただくイベントを開催しました。



 「ぬかくど」は昭和20〜30年代に安曇野で活躍した炊飯器です。ぬか、と言っていますがこれは「もみがら」のことで、もみがらを燃料としたカマドなのです。
ぬかくどが登場するまで、普通ご飯をたくのはタキギを使うカマドでした。タキギは桑の枯れ枝を拾ったり、山へ入って枯れ枝を拾ったり、足らない時には買わなければならない時もあったそうです。
しかし、もみがらならコメ作りの盛んな安曇野では自給できる家も多く、とても重宝されました。
また、つきっきりで火加減を調節しなければならないカマドと違って、ぬかくどは炊く米の量とぬかくどの量を調節しておけば、火をつけたらあとはもう寝ていようと、外で仕事をしていようと、自然に米が炊き上がったのです。
 これは農家にとっては革命的なカマドでした。
 しかも、炊いた後の灰は畑に撒けば肥料になる上、ぬかくどで炊いたご飯はとても美味しいのです。

 現代のお勝手(=キッチン)は、昔のお勝手と違い、明るい光が差し込み、家族のだれもが使い勝手いいように工夫されています。
 電磁調理器が普及し、お勝手から火がなくなる日もそう遠くないかもしれません。
 もし、現代のお勝手でまだ足らないものがあるとすれば、それはさらなるエコロジーではないでしょうか。
 ぬかくどのように、燃料は自給、燃えた灰は肥料になったり、使った水は桶などに溜めておいて畑にまいたり・・・・。
 昔の生活にもどることはできませんが、昔のお勝手も未来のお勝手へのヒントになるのではないでしょうか。

晴れ

 今回、ぬかくどを炊いてくださったのは、安曇野市ブランド推進室より生まれた「ぬかくど隊」のみなさんです。
 炊き上がったぬかくどご飯を手早く自家製のお漬物と一緒に皆さんに配っていただいて、いざ試食です。

 みなさん、美味しいおいしいとおっしゃって、中には2個目をほおばる方もいらっしゃいました。
| お勝手からみた安曇野 | 13:32 | comments(2) | trackbacks(0)
七夕まんじゅう料理講座
講座の様子講座の様子
本日、「伝統食を楽しむ 第1回七夕まんじゅう」として、安曇野に伝わる七夕まんじゅうの作って楽しむ講座を開催しました。
実は安曇野ではお子さんを対象とした、郷土料理の講座は多いのですが、大人の方が参加できる講座はあまりないようです。
今回ご参加いただいた方々はお年は30歳代から70歳代くらいまで幅広い年代の方が多かったのですが、みなさん「昔食べたけど、作り方を教わらなかった」「作り方を忘れてしまった」「もっと上手くなりたい」と、伝統の食に興味のある方ばかりでした。
とても熱心に先生の手元を見て、おまんじゅうを作っていました。
おまんじゅうを作った後、みなさんには短冊に願い事を書いてもらって、博物館の特別展示室の七夕飾りに結び付け、七夕まんじゅうと夏の野菜をお供えしました。
とても楽しんでいただけたようで、開催した甲斐がありました。
講座に参加していただいた方、講師を勤めていただいた農村女性学習会の皆さま、ほんとうにありがとうございました。
七夕飾り七夕飾り
| お勝手からみた安曇野 | 17:12 | comments(0) | trackbacks(0)
横山タカ子先生 講演会開催!!
横山タカ子先生02横山タカ子先生
 夏季特別展「お勝手からみた安曇野」は、お勝手(台所)、食、女性の暮らしなどをテーマとした展示です。
 そのテーマにもっともふさわしい方、ということで、料理研究家の横山タカ子先生を講師にお迎えして、特別講演会「安曇野の風土とお勝手が作る食卓」を開催しました。

 先生からは、土間のあるお勝手から生まれた素晴らしい文化や、お勝手道具・食器やモノにはさまざまな知恵や工夫が込められ、凝らされていることなどをお話いただきました。
 また、長寿王国とも言える長野県の食文化の素晴らしさ、健康を保つための食生活についてもお話いただき、参加した方も大きくうなずいたりしながら聞いていらっしゃいました。
 展示だけでは「昔の生活」のことは語り尽くせません。先生には、展示では語れなかったことを、さらに楽しく、詳しく、未来に生かす知恵としてお話していただきました。
 私どもの宣伝不足で、お客様が少なかったことだけが本当に申し訳なく思います。もっともっと大勢の方に先生の素晴らしいお話を聞いていただければ良かったのですが…。
皆さま、機会がありましたら是非とも先生のお人柄に触れ、そのお話を聞いてみてください。きっと「今日から役立つ知恵」が見つかるとはずですよ。
| お勝手からみた安曇野 | 17:32 | comments(0) | trackbacks(0)
「お勝手からみた安曇野」明日より開催!!
イロリ再現このところずっと準備に追われてブログも更新できませんでしたが、夏季特別展「お勝手からみた安曇野」やっと明日から開催です。会場にはイロリのあるお勝手がモデル再現されています。多くの方のご協力を得て、なんとか辿り着く事ができました。
 今回の展示はお勝手=キッチン・台所がテーマです。お勝手といえば、もちろん料理を作るところ、家族が集まって食事をし、くつろぐ場所です。女性が守ってきたのは単にお勝手だけではなく、家族そのものだったのかもしれないと、この展示のための調査をしていて感じました。
 できるだけ大勢の方に訪れていただければ、と思います。
 そして、明後日は講師に料理研究家の横山タカ子先生を迎えて、特別講演会「安曇野の風土とお勝手が作る食卓」を開催します。お勝手を守る女性の知恵、長寿県長野を支える食など、まさにこの展覧会にぴったりのテーマでお話いただく予定です。
こちらも是非、お聞き逃しなく!

特別講演会「安曇野の風土とお勝手が作る食卓」
講師 横山タカ子先生
開催日時 7月27日(日) 午前10時30分〜正午
開催場所 豊科公民館 2階大会議室(安曇野市豊科)
入場無料 申込は不要です。
問い合わせ 安曇野市豊科郷土博物館 電話0263−72−5672まで

| お勝手からみた安曇野 | 21:27 | comments(0) | trackbacks(0)
夏季特別展「お勝手からみた安曇野」ただいま準備中
準備中7月26日から開催する夏季特別展「お勝手からみた安曇野」。ただいま準備中です。
会場には昭和20〜30年代に姿を消した、安曇野の「囲炉裏のあるお勝手」をモデル展示する予定です。多くの方々からご協力いただき、なんとか形となりそうな「お勝手からみた安曇野」展ですが、多くのイベントも計画しております。
ここで、展覧会、イベントを告知しますので、夏休みの予定にくわえてくださいね。
イベントにはご家族でご参加をお待ちしております。
まだまだイベントありますので、乞うご期待です。

◆◆特別展「お勝手からみた安曇野」◆◆
 縄文時代から近世までの台所用具の変遷や、昭和30年代のお勝手などを再現展示し、お勝手の歴史を振り返ります。お勝手の文化をとおして未来の暮しを考えてみませんか。
◆会 期 7月26日(土)〜9月7日(日)
◆会 場 安曇野市豊科郷土博物館 展示室
◆入館料 大 人:300(240)円 小中生:150(120)円
( )内は20人以上の団体料金 
◆休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)

◆◆特別講演「安曇野の風土とお勝手が作る食卓」◆◆
 夏の特別展「お勝手からみた安曇野」にあわせ、講演会を開催します。
講師に料理研究家の横山タカ子さんをお招きして、安曇野の豊かな風土がはぐくんだ郷土料理についてわかりやすくお話していただきます。この機会に郷土の伝統料理の知恵にふれてみませんか?
◆開催日時 7月27日(日)午前10時30分〜正午
◆会 場  豊科公民館 2階大会議室(安曇野市豊科)
◆講 師  横山タカ子先生(料理研究家)
◆受講料  無 料

◆◆博物館講座「安曇野の伝統食を楽しむ」◆◆
 特別展「お勝手からみた安曇野」にちなんで、実際に伝統食を作って食べる講座を開催します。伝統食には、伝統の行事などにまつわる子孫繁栄の祈りを込めたものや、お勝手を守る女性たちが家族の健康のために、旬の食材を使い工夫してつくったものがあります。今回は、七夕祭りにちなんだ「七夕まんじゅう」と旬の食材を使った「みそつけうどん」を2回に分けて学びます。親子でのご参加も大歓迎です。
◆第1回 「七夕まんじゅう」
◆第2回 「みそつけうどん」
◆開催日時 第1回 8月3日(日)午前10時〜正午
      第2回 8月24日(日)午前10時〜正午
◆定 員  各回とも30名(定員になり次第締め切ります)
◆会 場  成相コミュニティセンター(安曇野市豊科成相)
◆講 師  農村女性学習会の皆さん
◆受講料  各回とも300円(材料費・保険代等)
◆持ち物  エプロン・三角巾
◆申込期間
第1回 7月15日(火)〜7月31日(木)
第2回 8月1日(金)〜8月21日(木)
◆申込方法 受講料を添えて博物館窓口へお申込ください

◆全てのお問い合わせ 安曇野市豊科郷土博物館 電話・Fax 72-5672まで




| お勝手からみた安曇野 | 19:08 | comments(0) | trackbacks(1)
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